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10月のIPOが開始へ [IPO情報]

今週後半から10月のIPOがスタートする。

月間で合計6社と3月・6月並みだが、わずか1週間半のうちに集まっているという6月に続く過密日程。

すべてのブックビルディングを終えてから、上場が始まり、同日上場も控える。

当然ブックビルディングは重なる例が多いが、6月とは違い、既存銘柄の公募・売り出し(PO)がないため、投資家はIPOに専念できる。

中でも個人投資家から注目を集めているのは、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスだ。

同社はゲームなどのバグ取り作業や、インターネットでの投稿監視など人によるテストや審査が必要な事業を展開している。

SNS(交流サイト)の市場拡大で、投稿に対する監視事業は需要が拡大。

SNS関連の銘柄は、海外情勢に左右されにくい数少ない成長セクターとして、根強い人気がある。

一方、バイオ関連では、昨年から上場が見込まれていたシンバイオ製薬が上場する。

国内外で使用できる薬品に差が生じる、いわゆるドラッグラグの解消を目指して元アムジェン役員が設立した同社は、複数の上場企業が趣旨に賛同しエンゼル投資家になっているほか、既に上市実績を持っている。

また、スリー・ディー・マトリックスはMIT(マサチューセッツ工科大学)発ベンチャーと、世界的な名門校から発祥した技術をベースにしている。

春先に上場したラクオリア創薬は株価が3分の1にまで下落と厳しい逆風が吹くが、こうした有力バイオベンチャーがどう評価されるかは注目だろう。

そのほかでは、独自の金型技術を持つ菊池製作所や、電子書籍のイーブックイニシアティブジャパン、サブリース専業の日本管理センターが上場する。

今月は業態や公開規模、設立からの年月などはバラバラで種類に富んだ構成になっている。


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