立て直せるか [IPO情報]
直近上場株は総じて底堅い展開だった。
建設や海運株といった銘柄が高騰する中、蚊帳の外に置かれたが、堅調な相場地合いに支えられた。
吸収資金の少なかった軽量な銘柄を中心に先週末にかけてはいくつかの銘柄が再度急伸した。
特に日本管理センターは2日で2割超上昇した先週の初めに高騰した建設株や海運株が急落し、資金シフトが起きた。
ただ、相場が底堅いにもかかわらず、資金の逃げ足は次第に速まってきており、このまま直近上場株が軒並み高となる可能性は低いだろう。
一度手あかが付いているため、戻り待ちの売りが待機している。
一方、さえないのは昨年一番の注目IPOだったネクソンだ。
上場から1カ月たった15日から18日かけて、主幹事を務めた3証券が一斉に新規カバレッジを開始。
レーティングはそれぞれ野村証券「Buy」、モルガン・スタンレーMUFG証券「Overweght-I」、ゴールドマン・サックス証券「コンビクション買い」とそろって強気だ。
このほか引受団に加わらなかったドイツ証券も12月から「Buy」としており、4社の目標株価は1400~1600円で集中している。
だが、12月下旬からの続いた戻り基調はカバレッジの相次いだ16日をピークに公開価格に到達することなく終了。
皮肉にも主幹事3証券は売り場を提供する結果になった。
上場市場が東証1部のネクソンに関しては今週、TOPIX組み入れが31日に実施される。
組み入れイベントは需給が引き締まるため、思惑買いも入りやすい。
ただ、12月は東証1部に異動した銘柄がほかに9つもあり、組み入れられるのはネクソンだけではない。
承認されるまで出来高が少なかった銘柄の方がインパクトが大きいため、市場ではそうした銘柄が大きく上げる展開が見られる。
一方、市場全体の出来高は徐々に回復傾向にあり、大型株物色の流れにもなっている。
同社は12月決算のため今期の業績予想(2月14日発表)も意識される。
これを機に立て直せるかどうかが注目される。
建設や海運株といった銘柄が高騰する中、蚊帳の外に置かれたが、堅調な相場地合いに支えられた。
吸収資金の少なかった軽量な銘柄を中心に先週末にかけてはいくつかの銘柄が再度急伸した。
特に日本管理センターは2日で2割超上昇した先週の初めに高騰した建設株や海運株が急落し、資金シフトが起きた。
ただ、相場が底堅いにもかかわらず、資金の逃げ足は次第に速まってきており、このまま直近上場株が軒並み高となる可能性は低いだろう。
一度手あかが付いているため、戻り待ちの売りが待機している。
一方、さえないのは昨年一番の注目IPOだったネクソンだ。
上場から1カ月たった15日から18日かけて、主幹事を務めた3証券が一斉に新規カバレッジを開始。
レーティングはそれぞれ野村証券「Buy」、モルガン・スタンレーMUFG証券「Overweght-I」、ゴールドマン・サックス証券「コンビクション買い」とそろって強気だ。
このほか引受団に加わらなかったドイツ証券も12月から「Buy」としており、4社の目標株価は1400~1600円で集中している。
だが、12月下旬からの続いた戻り基調はカバレッジの相次いだ16日をピークに公開価格に到達することなく終了。
皮肉にも主幹事3証券は売り場を提供する結果になった。
上場市場が東証1部のネクソンに関しては今週、TOPIX組み入れが31日に実施される。
組み入れイベントは需給が引き締まるため、思惑買いも入りやすい。
ただ、12月は東証1部に異動した銘柄がほかに9つもあり、組み入れられるのはネクソンだけではない。
承認されるまで出来高が少なかった銘柄の方がインパクトが大きいため、市場ではそうした銘柄が大きく上げる展開が見られる。
一方、市場全体の出来高は徐々に回復傾向にあり、大型株物色の流れにもなっている。
同社は12月決算のため今期の業績予想(2月14日発表)も意識される。
これを機に立て直せるかどうかが注目される。
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