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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

7日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが上昇。

対ドルで8週ぶり高値をつけた。

ギリシャ当局者と債権団が、第2次ギリシャ救済に向けた財政・構造改革措置の合意文書で最終稿の作成を進めていることが好感された。

ギリシャのパパデモス首相は、合意文書の仕上げに当たり、欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)のトロイカと協議する準備を進めている。

ユーロはこれを手掛かりに上昇した。

株価や商品相場はいずれも一時の下げを埋め、主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は昨年12月以来の水準に低下した。

オーストラリア・ドルは上昇。

同国中銀が利下げ予想に反して政策金利を据え置いたことが手掛かりだった。

ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは対ドルで前日比1%高の1ユーロ=1.3261ドル。

一時は1.3270ドルと、昨年12月12日以来の高水準となった。

円は対ドルで0.3%下げて1ドル=76円77銭。

一時は1月25日以来の円安水準となる76円97銭まで下げた。

ユーロは対円では1.3%高の1ユーロ=101円78銭。ユーロは対フランで0.2%上昇し、1ユーロ=1.20904フラン。

一時は1.21019フランまで上昇し、1月25日以来で初となる1.21フランを突破した。

ギリシャのパパデモス首相は、予定されていた主要政党党首との会談を8日に延期した。

首相府報道官が延期を明らかにした。

JPモルガン・G7ボラティリティー指数によると、主要7カ国(G7)通貨の3カ月物オプションのインプライド・ボラティリティ(IV、予想変動率)指数はほぼ10カ月ぶり低水準に下げた。

これを背景に円は主要通貨のすべてに対して下落した。

ドル指数は0.8%低下して78.49と、12月9日以来の最低に落ち込んだ。


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