応援団の心意気が成功につながる [投資の心得]
ファン心理とは損得を考えたら理解できないものです。
プロ野球私設応援団の勝敗無関係の熱心な応援ぶり、サッカーJリーグのサポーターのスタンドを埋め尽くしての熱狂的応援、いずれも関心がまったくない人にとっては摩訶不思議なことだと思います。
まして勝敗に一喜一憂して、場合によっては仕事も手につかなくなるという話を聞けば、どちらが勝とうと損得につながるわけでもあるまいしと、冷めた目でみる人が少なくないようです。
ところが、ファンにいわせれば、このチームが好きだから応援したいだけの話、何事も損得勘定で考えてしまう人には理解できないかもしれないが、損得勘定だけでは世の中まったく無味乾燥な殺伐としたものになってしまうといいます。
このファン気質は「俺達の町」、「俺達の学校」といった誰にもある「心のふるさと」と共通したものではないでしょうか。
そう考えれば理解できることですし、ファン気質は大切なことだともいえます。
例えば、友人との付き合いも意識として欲得が先に立てば、自然と壊れてしまうものです。
損得抜きの付き合いが長い友情をはぐくむものです。
こうした理屈は株式投資でも同じことだと考えたらどうでしょうか。
儲けたいという一心だけが先にたって投資しても、必ずしも成功するものではありません。
損得を離れて会社に惚れてみることも大切なことだと思います。
このような会社なら長期に応援してみようと考えたら、これを短期の株価の上下には関係なく長期に持ち続けてみる。
まさに応援団の心意気です。
長期に応援しようというからには、当然それだけの理由があるはずです。
例えば、その事業の長期的展開への期待、経営者の先進性や人となり、株主や従業員・顧客を大切にする姿勢、地域に溶け込んで地域発展に貢献し続けている等々などが考えられます。
スポーツの場合と応援する理由は同じ、惚れさせる魅力があるか否かということです。
こうした投資家をファンとして惹きつける魅力のある企業の中には、不思議なことに短期的に上下波動をみせることがあっても、3年~5年単位、さらには10年単位といった長期的な動きでみるとその株価は右肩上がりのトレンドになっているものが多くみられます。
欧米の年金など長期投資を行っている資金は、これと思った企業はコア・ストックとして短期の株価動向は無視して長期に保有して、結果として好成果をあげているのです。
わが国の機関投資家は1年ごとの決算成績が問われる仕組みになっていますから、こうした長期の視点よりも短期の株価変動に目が奪われがちです。
個人投資家は機関投資家と違って1年ごとの決算に縛られないのが強みです。
惚れた銘柄はとことん長期に保有することも可能です。
これによって巨富を得た人が少なくないのです。
企業に惚れ、これを応援する心意気が、こうした成功につながることが多いことを忘れないでください。
プロ野球私設応援団の勝敗無関係の熱心な応援ぶり、サッカーJリーグのサポーターのスタンドを埋め尽くしての熱狂的応援、いずれも関心がまったくない人にとっては摩訶不思議なことだと思います。
まして勝敗に一喜一憂して、場合によっては仕事も手につかなくなるという話を聞けば、どちらが勝とうと損得につながるわけでもあるまいしと、冷めた目でみる人が少なくないようです。
ところが、ファンにいわせれば、このチームが好きだから応援したいだけの話、何事も損得勘定で考えてしまう人には理解できないかもしれないが、損得勘定だけでは世の中まったく無味乾燥な殺伐としたものになってしまうといいます。
このファン気質は「俺達の町」、「俺達の学校」といった誰にもある「心のふるさと」と共通したものではないでしょうか。
そう考えれば理解できることですし、ファン気質は大切なことだともいえます。
例えば、友人との付き合いも意識として欲得が先に立てば、自然と壊れてしまうものです。
損得抜きの付き合いが長い友情をはぐくむものです。
こうした理屈は株式投資でも同じことだと考えたらどうでしょうか。
儲けたいという一心だけが先にたって投資しても、必ずしも成功するものではありません。
損得を離れて会社に惚れてみることも大切なことだと思います。
このような会社なら長期に応援してみようと考えたら、これを短期の株価の上下には関係なく長期に持ち続けてみる。
まさに応援団の心意気です。
長期に応援しようというからには、当然それだけの理由があるはずです。
例えば、その事業の長期的展開への期待、経営者の先進性や人となり、株主や従業員・顧客を大切にする姿勢、地域に溶け込んで地域発展に貢献し続けている等々などが考えられます。
スポーツの場合と応援する理由は同じ、惚れさせる魅力があるか否かということです。
こうした投資家をファンとして惹きつける魅力のある企業の中には、不思議なことに短期的に上下波動をみせることがあっても、3年~5年単位、さらには10年単位といった長期的な動きでみるとその株価は右肩上がりのトレンドになっているものが多くみられます。
欧米の年金など長期投資を行っている資金は、これと思った企業はコア・ストックとして短期の株価動向は無視して長期に保有して、結果として好成果をあげているのです。
わが国の機関投資家は1年ごとの決算成績が問われる仕組みになっていますから、こうした長期の視点よりも短期の株価変動に目が奪われがちです。
個人投資家は機関投資家と違って1年ごとの決算に縛られないのが強みです。
惚れた銘柄はとことん長期に保有することも可能です。
これによって巨富を得た人が少なくないのです。
企業に惚れ、これを応援する心意気が、こうした成功につながることが多いことを忘れないでください。
株は元々今日書かれている会社に惚れるところがないといけないように思います。
by 楽しく生きよう (2012-03-08 11:36)