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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

10日のニューヨーク外国為替市場では、円が対ドルでおよそ1カ月ぶり、対ユーロで約7週間ぶり高値をつけた。

日銀が9-10日に開いた金融政策決定会合で追加緩和を見送ったことに加え、スペイン・イタリア国債利回りが上昇し、世界経済をめぐる懸念が意識された。

同日の欧州債券市場では、ユーロ債務危機をめぐる懸念を背景に、スペイン国債利回りが6%に迫る一方、独10年物利回りは昨年9月につけた過去最低水準と並ぶ1.637%となった。

そのため市場では、ユーロ圏の債務問題が尾を引き、世界経済の成長を下押しするとの懸念が浮上。

ユーロや株式などのリスク資産を手放し、安全資産とされる円や米国債などを買い進む動きが広がった。

欧州の主要株価指数であるFTSEユーロファースト300種指数.FTEU3はこの日、1月半ば以来の安値で取引を終えた。

一方、ユーロ/ドルは、横ばいで推移する場面もあったが、直近では0.18%安の1.3076ドル。

スペインがユーロ圏危機の次なる震源になりかねないとの懸念から、同国国債に対しては最近、売り圧力が高まっている。

2月の独貿易収支は予想を上回る内容となったものの、市場は域内周辺国に関する弱材料を依然注視しており、ユーロを下支えるには至らなかった。


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楽しく生きよう

今日も下げちゃいましたね。
明日もでしょうか。
by 楽しく生きよう (2012-04-11 19:06) 

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