手のひら返し [IPO情報]
先々週上場が承認された3社に続き、先週はモブキャストが承認されたが、先週注目を集めた話題といえば、先々週末に米国でついに上場したフェイスブックだ。
上場後も連日海を越えてニュースが伝わってくるが、期待に反してさえない展開に、上場前までとは手のひらを返したようなバッシングの嵐になっている。
水に落ちた犬はたたくという習わしは、どこの国のマスコミも変わらぬようだ。
マスコミが注目するIPOは注目が集まり過ぎて、初値でバイイングパワーを使い果たしてしまうことが多い。
同社株もその典型だっただけで主幹事証券としては、むしろ売り主側の「なるべく高く売りたい」という期待に最大限応えたことになる。
初値も公開価格を上回ったわけだから、公開株が配られた買い手側の顧客も売り抜ける機会は存在した。
プライシングとしては大成功だった。
早速訴訟ざたになろうとしている点は、さすが米国たるゆえんだが、粉飾でもない限り公表された資料を基に付いた株価は公正なもの。
ただ、怒りが静まらない限り、その矛先はどこへでも向く。
思わぬ形で続いたフェイスブック狂想曲は、しばらく鳴りやみそうにない。
上場後も連日海を越えてニュースが伝わってくるが、期待に反してさえない展開に、上場前までとは手のひらを返したようなバッシングの嵐になっている。
水に落ちた犬はたたくという習わしは、どこの国のマスコミも変わらぬようだ。
マスコミが注目するIPOは注目が集まり過ぎて、初値でバイイングパワーを使い果たしてしまうことが多い。
同社株もその典型だっただけで主幹事証券としては、むしろ売り主側の「なるべく高く売りたい」という期待に最大限応えたことになる。
初値も公開価格を上回ったわけだから、公開株が配られた買い手側の顧客も売り抜ける機会は存在した。
プライシングとしては大成功だった。
早速訴訟ざたになろうとしている点は、さすが米国たるゆえんだが、粉飾でもない限り公表された資料を基に付いた株価は公正なもの。
ただ、怒りが静まらない限り、その矛先はどこへでも向く。
思わぬ形で続いたフェイスブック狂想曲は、しばらく鳴りやみそうにない。
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