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ニューヨーク外為市場 [為替情報]

13日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが対ユーロでほぼ変わらず。

年明けに減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」問題がドルを下支えた。

一方、米連邦準備理事会(FRB)による金融緩和強化は、ドルの下押し要因となっている。

FRBは前日までの連邦公開市場委員会(FOMC)で、9月に打ち出した月額400億ドルのモーゲージ担保証券(MBS)買い入れを継続すると同時に、年末に期限切れを迎えるツイストオペに代わり、月額450億ドルの国債を買い入れる方針を明らかにした。

また、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を予想通り0-0.25%に据え置き、失業率が6.5%に低下するまで事実上のゼロ金利政策を継続する方針を示し、数値基準を導入する前例のない措置に踏み込んだ。

ただ、「財政の崖」が回避できなければ、安全資産とされるドルへの逃避買いが膨らみ、ドルは上昇することが見込まれている。

ユーロ/ドルはほぼ変わらずの1.3074ドル。

一時、1.3039ドルに下落したほか、1.3100ドルに上昇する場面もあった。

欧州連合(EU)の財務相はこの日の財務相理事会で、欧州中央銀行(ECB)にユーロ圏の銀行監督権限を付与することで合意。

債務危機からの脱却に近づいていることを示すシグナルと受け取られた。

ドル/円は0.4%高の83.58円。

16日の総選挙後、日銀への追加緩和圧力が強まる可能性があるとの観測が高まる中、ドル/円が一段高になると予想されている。

また、米債利回りの上昇によって、対円でのドルの投資妙味が高まったことも、ドル/円を押し上げたとみられている。



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kei70049

お久しぶりです。
by kei70049 (2012-12-14 20:20) 

ロモラオ

あなたは病気が治ればホームヘルパーになれる。
by ロモラオ (2012-12-15 06:47) 

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