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外国為替市場 [為替情報]

12日 日本時間朝の外国為替市場では、円が対ドルで2年9カ月ぶりの安値水準となる1ドル=94円前半で推移している。

ブレイナード米財務次官が日本の経済対策への支持を表明したことを手掛かりに円売りが加速した海外市場の流れを引き継いでいる。

午前9時05分現在のドル・円相場は94円17銭前後で推移。

11日の米国市場では一時94円46銭まで円安が進み、2010年5月以来の円安値を更新した。

市場では、今週開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に、急速な円安進行に対する各国の要人発言に注目が集まっている。

円は対ユーロでも海外時間に1ユーロ=123円後半から一時126円64銭まで下落。

同時刻現在は126円25銭前後となっている。

一方、ユーロ・ドル相場は週明けに1ユーロ=1.3325ドルと1月24日以来のユーロ安値を付けたが、その後下げ渋り、12日の東京市場にかけては1.3400ドル前後で取引されている。

ブレイナード米財務次官は11日、ワシントンでの記者会見で、「G20は市場が決定する為替レートに移行し、競争的な通貨切り下げを回避するとの公約を実行する必要がある」と語った。

同次官はまた、成長を取り戻しデフレから脱却する日本の努力を支持すると表明した。

一方、ドイツのショイブレ財務相は、欧州各国が今週のG20財務相・中央銀行総裁会議の場を利用して為替レートの「操作」に反対する意向であることを明らかにした。

また、主要7カ国(G7)構成国の当局者2人が明らかにしたところによると、G7は政策決定に際し為替相場を目標としないとの声明を今週出すことを検討している。世界が通貨戦争の瀬戸際にあるとの懸念を払拭(ふっしょく)するためという。

欧州ではフランスのモスコビシ財務相がユーロ高に懸念を示し、「国際的なレベルでの協調的アプローチ」を主張したが、オーストリアとオランダ、フィンランド、ルクセンブルクの当局者はこうした訴えを退けた。

ユーロは先週、対円で10年4月以来の高値となる127円71銭まで上昇。

対ドルでは月初に1.3711ドルと11年11月以来の高値を付けている。

日銀は13、14日に金融政策決定会合を開く。

逆井氏は、先月、先々月と2カ月続けて金融緩和をしたほか、白川方明総裁の退任も近づいているため、「現状維持で緩和の効果を見極めたいということになる」と予想。

「市場の目はすでに次の総裁がどうなるかということに向いている」と指摘する。



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コメント 2

pandan

いつも訪問ありがとうございます★
by pandan (2013-02-14 05:24) 

kei70049

安倍政権で経済情勢がよくなるんでしょうかね?
by kei70049 (2013-02-15 22:02) 

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