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日本株週間展望 [株式展望]

4月第2週(8-12日)の日本株相場は日経平均株価で再度13,000円に乗せて堅調に推移すると予想される。

日本銀行の金融政策に対する評価や為替の円安期待から、株価指数は戻り高値を更新する場面がありそう。

ただ、短期急騰後であるため、米国景気や業績次第では戻り売り圧力に押されることも想定される。

第1週の日経平均株価 はその前の週に比べ3.5%(435円)高の12,833円で終了した。

上昇は2週連続。

週前半は米国景気の改善足踏みや為替の円高が警戒されたものの、日銀の金融緩和が評価されて後半に切り返した。

黒田東彦総裁による新体制下で3、4日の両日に行われた日銀の金融政策決定会合は、「質的・量的金融緩和」の導入を決定した。

金融市場調節の操作目標を無担保コール翌日物金利からマネタリーベースへと変更。

向こう2年間でマネタリーベースは約2倍に、日銀の国債保有額とその平均残存期間を2倍以上拡大するほか、リスク資産の保有残高もターゲットとして明示した。

米国のマクロ景気や企業業績の動向を見極めたいとのムードが上値の重しとなる可能性がある。

1週発表分では、3月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数や同非製造業景況指数が前月から低下し、市場予想も下回った。

米国では8日のアルコア、12日のJPモルガン・チェースやウェルズ・ファーゴなどを皮切りに、1-3月決算発表が始まる。

S&P500種株価指数採用銘柄の1-3月利益は前年同期比1.9%減と、09年以来で初の減益が見込まれている。

12年10-12月期は8%増益だった。

一方、国内では2月決算の小売企業中心に業績発表が本格化する。

8日にはユニーグループ・ホールディングス、9日はJフロント リテイリングやファミリーマート、高島屋、10日はローソン、11日はファーストリテイリング(上期)などが予定している。

日経平均は3日から5日までの3日間で830円(6.9%)上昇した。

3日間での上昇率は11年3月以来の高水準で、日経平均の25日移動平均線からの上方かい離率も4.6%に達している。

このほかの日程は、海外で9日に中国の3月消費者物価、10日から11日までG8外相会議、12日に米3月小売売上高やEU財務相・中央銀行総裁会議(13日まで)など。

国内では8日に3月景気ウオッチャー調査、11日は2月機械受注、12日は日経225オプションSQ(指数先物の特別清算値)算出がある。


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コメント 1

uryyyyyy

mydreamtoday さん、こんばんは。

別ブログ拝見しました~
コメント入れたのですけど
違うとこに書いてしまったのかも・・・・
ソネット以外のアウェーに行くと仕様が分からないものです。
by uryyyyyy (2013-04-06 22:04) 

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